香港に行ったら、一度は行きたい飲茶。おすすめの老舗飲茶「六安居」に行ってみたので、紹介します。
店名が変わった?蓮香楼→蓮香居→六安居?
六安居は、香港・上環にある老舗飲茶店です。もとは1889年に広州で創業した「蓮香楼」を源流とし、1918年に香港へ進出。長い歴史の中で経営の独立や再開発、コロナ禍など数々の困難を経てきましたす。かつては「蓮香居」として親しまれてきましたが、2024年1月1日に「六安居」へ改名。スタッフや料理は変わらず、今も昔ながらのワゴン式飲茶と香港らしい賑わいを楽しめる人気店です。
基本情報
店舗名:
六安居(Luk On Kui)
営業時間:
6時00分~22時00分
最寄り駅:
地下鉄「上環駅」から徒歩5〜10分
トラム駅「Sutherland Street」から徒歩1分
トラム駅「Queen Street」からすぐ
地図:
店内の雰囲気
朝食に伺いましたが、現地の方・旅行者の方でほぼ満席でした。満席ではありましたが、特に待ち時間なく入れまました。
席は基本的には相席です。入店したら、とにかく店内にどしどし進んで空いている席を探し自身で勝手に席を確保します。
私たちも4人掛けの相席でしたが、先に食事されていた現地のご夫婦の方も、快く座らせてくださったので、安心して食事が出来ました。
注文方法-ワゴン式の點心スタイル
席についてからは、お茶を注文し、食器を自身で洗います。店員さんが洗う用の器を持ってきてくださるので、自分からお願いしなくても大丈夫です。
注文方法は、基本的には店内をワゴンが巡回しているのでそこで気になったものを取る方式です。ワゴンが来たら、欲しい料理を伝え(指さし)し、オーダー用紙(スタンプ用紙)を店員さんに渡すと、スタンプ(サイン)をしてくれます。最後にそのオーダー用紙をレジに持っていくと会計ができました。

このような大きな蒸し籠、または1品毎の蒸し籠、がワゴンにのって回ってきます。蒸し籠の外から中身は分からないので、声を掛けると近くでワゴンを止めて、蒸し籠の蓋を開けて、持っている種類のものを一通り見せてくれます。そこに欲しいものがあれば、指をさして注文します。

実際に食べたメニュー
まずは蒸しパン。甘い餡に黄身が入っていました。

豚肉の甘辛ソース(料理名不明)めちゃうまい!

メロンパンみたいな見た目。

春巻き、砂糖ドーナツ、マーラーカオ。

どの料理もとても美味しくてさくっと食べてしまいました。実際に食べた料理数はそんなに多くありませんが、あっという間にお腹がいっぱいになりました。
ワゴンに何が乗っているのか分からないので、ワゴンが回ってくるのをわくわくしながら待つことが出来ました。
まとめ
香港ならではのワゴン式飲茶、自由さと賑やかさ、そして地元のホスピタリティが体感できる、香港らしい貴重な体験になりました。香港へ旅行の際は、是非本場の飲茶を、六安居で味わってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。