《タイ列車旅》KIHA183系のツアー(日帰り)に参加してみた!サラブリ県のタイ・デンマークファームへ

旅行

タイでKIHAに乗りたい!KIHAツアーに参加したい!その一心で予約サイトから、スケジュールの合うツアーに予約。行き先やツアー内容は重視していなかったのですが、とても楽しかったので紹介させていただきます。

ツアー概要

今回のKIHAツアーは【DPOファームを訪れる】というツアーです。DPOというのは、「Dairy Farming Promotion Organization of Thailand」の略称で、農業協同組合省の監督下にあるタイの国営企業です。もともとはデンマークタイ・デンマーク両国の合弁企業として立ち上がり、今は政府の管轄下にあるようです。そのDOPファームでの体験ツアーとなります。

出発地:
バンコク・フアランポーン駅

出発時間:
午前6時30分

帰着予定:
午後9時

目的地:
サラブリ県のタイ・デンマークファーム

ツアー料金:
1499バーツ

🕔5:50 フアランポーン駅に到着&受付

早朝だったので朝食を買いたく、駅にあるBunパンでパンを購入。朝早すぎてやはり他に開いているお店はなさそうです。

駅構内に到着すると、ツアーデスクがありました。同日に複数の列車ツアーがあるようで、いくつかツアーデスクがあり、どれがどれだかよくわかりません。でも、スタッフさんに予約表を見せると案内してくれます。ツアーデスクで受付を済ませ、チケットを見せると首からかけるツアータグをもらいます。これがツアー中の目印になるので、無くさないようにしておく必要があります。

受付を済ませ乗車するため列車に向かう道中、まず目に入るのがドリンクデスク。ここでは無料でホットドリンク(コーヒーやホットココア)が提供されています。スティックとお湯はスタッフが入れてくれるので、自分でかき混ぜていただきます。朝の出発には嬉しいサービスです!

🚃列車内の様子

出発まで時間があったので、まずはKIHA外観の写真撮影。日本で走っていた車両がまさか異国の地で再活躍しているだなんて。しかもところどころ日本語はそのまま残してくれています。とても嬉しい気持ちになりました。

列車内の席は2人がけで、足元も広くリクライニングが可能です。回転させて4人向かい合わせにすることもできます。家族やグループで参加されている方もいらっしゃいました。

トイレは車両ごとにはなく、2車両に1か所くらい?だったと思います。少なめなので時間帯によっては混み合うこともありますが、割と綺麗です。トイレットペーパーも備え付けられています。

座席に充電コンセントはありません。

また、この列車も最強冷房となっておりとても寒い。ツアーに参加する際は必ず上着が必要だと思います。

🕡6:30 フアラポーン駅を出発

定刻通りに出発。出発するとチケットチェックがあります。オンライン予約した際、メールに届いたチケットをプリントアウトしておいたので、それを見せてて完了。

その後、お水とお弁当が配られます。ティッシュ・ウェットティッシュも配られるので、手を拭くのに便利!(1枚毎に分かれたものではなく、大容量の箱から取り出す形式のティッシュでしたが、頂けるだけでも有難い!)

食後にはデザートとしてオレンジジュースとパイナップルをいただきました。フレッシュなオレンジジュースはまるで搾りたてのような美味しさ。パイナップル餡がぎっしりつまっており、とても美味しかったです。
乗車前に朝食用でBunパンでパンを買いましたが、必要なかったです。。

走行中は常に放送が流れていました。このツアーについて?歴史?協賛の会社について?。すべてタイ語なのでよくわからず。これがまた音量ボリュームが大きく、なかなか寝るのが難しかったです。

朝食を食べ終えてひと段落すると、スタッフさんがカフェのドリンクメニューを持って各席を回ってくれます。列車内で飲むものではなく、列車を降りてから訪問予定のカフェで飲むドリンクを、列車内で注文・支払いをしておく、というものです。すべてのお客さんが注文しているわけではなさそうでしたが、せっかくなので注文しました。1杯約100~120バーツ前後、支払いは現金またはQR支払いでした。

🕘9:00 停車駅での観光:Pha Sadet駅

列車は午前9時頃、Pha Sadet駅に約20分停車。ここではラーマ5世の記念碑や王室の方の訪問を記念して掘られた岩の彫刻、等の観光ができます。駅前では薔薇の花が1本10バーツで売られていおり、記念碑にお供えすることができます。

🕘10:20 停車駅での観光:Muak Lek駅

再び列車に乗り、午前10時20分頃にMuak Lek駅に到着。ここでバスに乗り換え、いくつかの観光地を回ります。二階建てバスに乗車。どのバスに乗るかはツアータグで判別されます。座席は自由です。このバスではUSB充電口があり、携帯の充電ができました。

バスの中では、この後のスケジュール等の説明をタイ語でされます。このツアーで外国人はおそらく私たちを含めて2組でした。少数派ではありましたが、英語を話せるスタッフが個別に説明してくれるなど、いつも気にかけてくださり、とても親切にしていただきました。

観光1カフェ CAFE LAURA

20分ほどバスに乗って移動すると、カフェ CAFE LAURA に到着します。ここは割と大きなカフェで屋内・外に席があり、ツアー参加者全員が座れる程のキャパシティがありました。ここで先ほど列車内で注文したドリンクが提供されます。ドリンクができたら名前が呼ばれる仕組みです。

カフェにはケーキやお菓子も販売されており、これはこの場で購入ができるようでした。ここでゆっくりカフェドリンクを飲みながら一息。自然豊かなカフェでゆっくりできました。ここでは1時間ほど滞在し、次にランチ会場へ向かいます。

店名:
CAFE LAURA

地図:

観光2ランチ

カフェから10分ほどの場所にあるレストランです。移動するバスの中で番号を伝えられるので、その番号の書かれたテーブルに座ります。円卓に8人ほどが座り、大皿をシェアするスタイルです。料理は約10品程あり、デザートも付いてきます。飲み物はお水が提供されます。

観光3(1)DPOファーム訪問 牧場体験!青空教室

昼食後、つぎは今回の目玉であるDPO牧場へ向かいます。到着すると、まずは青空教室で牛乳から有機肥料の作る方法についての説明がされていました。お話を聞きながら、プロモーションとして牛乳が提供されます。すべてタイ語なので理解することは難しかったですが、説明書きされた看板があったので、それで理解できました。(Google翻訳さんに感謝です!)

観光3(2)DPOファーム訪問 牧場体験!牛と触れ合い

《子牛へのミルクやり体験》
その後、トレーラーバスに乗って牛舎へ移動。ここで子牛にミルクをあげる体験をしました。子牛だしまだ可愛い~と思って見ていましたが、ミルクへの食いつきがすごい!子牛の力が強すぎて、自分の手を持っていかれそうになっていると、即座に隣にいたタイ人のおばちゃんが私の手を掴んで助けてくれました。タイ人のおばちゃん、優しい!

《成牛の乳しぼり体験》
次に成牛の乳搾りを体験します。2頭の成牛がおり、スタッフさんに絞り方を教えてもらいながら、体験できました。

観光3(3)DPOファーム訪問 カウボーイ体験

牧場体験の最後はカウボーイアクティビティ。カウボーイのピストル回しや綱回しのショーを観覧します。チップを支払えば、綱回しや乗馬、餌やりを実際に体験することもできます。お子様から大人まで割とたくさんの方が体験に参加されていました。

観光3(4)DPOファーム訪問 マーケットでお買い物

ツアーの終盤は、マーケットを散策する自由時間がありました。牧場ならではのミルクソフト等、食べ物・飲み物・植物等が販売されていました。マーケット内に公衆トイレはありますが、有料(5バーツ)でした。

🕙17:00 帰路 電車の夕食と試供品プレゼント

午後5時頃、再びバスでMuak Lek駅へ戻り、KIHAに乗ります。座席は回転され、進行方向が逆になります。列車が出発するとすぐに夕食として、お水、バミー(タイ風ラーメン)、タイのお菓子が提供されます。お菓子が脂っこいかと思ったけど、結構おいしくさくっと食べてしまいました。

また、社内販売として、朝食でもらったパイナップルケーキが販売されました(4個入り/100B)美味しかったので購入!

バンコク・フアランポーン駅には午後9時頃に到着予定。長い1日でしたが、充実したツアーでした!帰りはなかなかタクシーが捕まらず、あきらめて地下鉄で帰宅。

まとめ

KIHA列車に乗りたいがためにツアーを申し込んでみましたが、なかなか普段自分ではいけない場所・体験をすることができ、非常に貴重な体験をすることができました。基本的にはタイ人向けなのかタイ語オンリーの旅ではありますが、スタッフの方のサポートも手厚く、外国人でも十分に楽しめる旅だと思います。また違う観光先のKIHAツアーにも行ってみたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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